外為サマリー:一時147円80銭台まで戻す、参院選後の円買い戻し一巡し持ち高調整


 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円77銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円00銭程度のドル安・円高となっている。

 20日投開票の参院選は市場の予想通り自民・公明与党が大敗を喫する結果となった。ただ与党側の苦戦はある程度は想定の範囲内となり、大敗の度合いも懸念されていたほどではなかったと受け止められた。野党の躍進と財政拡張圧力を見込んだドル高・円安ポジションを解消する動きから、円には買い戻しが入ったが、これが一巡すると持ち高調整主体の動きとなった。週明けの海外市場でドル円相場は一時1ドル=147円ちょうど近辺まで円高方向に売れたものの、日本時間22日午後には147円80銭台まで戻す場面があった。海外では米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言機会を控えており、様子見ムードも次第に強まった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1687ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0059ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=172円70銭前後と同30銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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