米外為市場サマリー:円買い戻しで一時147円00銭台に軟化


 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円38銭前後と前週末と比べて1円40銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円33銭前後と同70銭弱のユーロ安・円高だった。

 20日投開票の参院選で自民・公明の与党が議席数を減らし、非改選を含む参院全体で過半数を割り込んだが、積極財政への思惑で円が売られていた分が一部巻き戻された。21日の米長期金利が持ち高調整の動きなどから低下したことや、同日発表の米6月景気先行指数が市場予想を下回ったことがドルの重荷となった面もあり、ドル円相場は一時147円08銭まで軟化した。一方、ラトニック米商務長官が20日、米CBSテレビのインタビューで「欧州連合(EU)と貿易協定を締結できると確信している」と述べたことなどを受け、ユーロが対ドルで買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1694ドル前後と前週末に比べて0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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