「原子力発電」が3位急浮上、関西電が原発新設へ調査再開<注目テーマ>


★人気テーマ・ベスト10
1 データセンター
2 人工知能
3 原子力発電
4 半導体
5 下水道
6 防衛
7 生成AI
8 仮想通貨
9 地方銀行
10 サイバーセキュリティ

 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「原子力発電」が3位に急浮上している。

 関西電力<9503.T>は22日、美浜原発1号機の後継機設置の検討に関する現地調査を再開すると発表した。脱炭素に向けて原発の新増設・リプレースの実現を推進するなか調査再開が必要との判断に至った。同社は2010年に調査を開始したが、東日本大震災があった翌年以降見合わせていた経緯がある。

 こうした原発新設の動きが具体化するのは東日本大震災以降で初めてのことだ。この内容が事前に報道で伝わっていたこともあり、株式市場では原発関連のテーマが連休明け22日から急速に注目を浴びている。関連株の中核ともいえる三菱重工業<7011.T>は同日に6%超高と急伸。これまで防衛関連の位置づけで上昇してきた同社株は足もとやや調整が入り、値ごろ感を意識した買いが入りやすくなっていた面もあるが、これに加えて原発関連の側面でも物色の矛先が向かう格好となった。

 このほか関連銘柄では日立製作所<6501.T>やIHI<7013.T>、日本製鋼所<5631.T>など、三菱重と同じく防衛関連にも位置づけられる主力どころの銘柄に注目。東京電力ホールディングス<9501.T>など電力各社も見逃せない。また、関連中小型では助川電気工業<7711.T>や木村化工機<6378.T>、日本ギア工業<6356.T>、岡野バルブ製造<6492.T>などをマークしたい。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。