午前:債券サマリー 先物は続落、前日急落の反動買い続かず


 24日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。前日に急落した反動から一時137円70銭まで上伸する場面もあったが、リスクオンの地合いのなかで買いは続かなかった。

 日米関税交渉が合意に至ったほか、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は23日に「米国と欧州連合(EU)が通商合意に近づきつつある」と報じた。投資家のリスク資産選好が強まり、前日の米市場で株高・債券安となった流れが東京市場に波及。日経平均株価の大幅続伸が円債の重荷となった。加えて、経済を巡る不確実性が低下し、日銀が追加利上げに動きやすくなるとの見方から債券には売りが出やすく、先物は午前10時30分すぎに137円44銭まで下押した。

 午前11時の先物9月限の終値は、前日比15銭安の137円47銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%高い1.600%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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