ゼンムテックが急反落、予定案件の下期ずれ込みで6月中間期は赤字転落へ


 ZenmuTech<338A.T>が急反落し、1万円の大台を割り込んだ。同社は23日の取引終了後、25年12月期第2四半期累計(1~6月)の単独業績について、売上高が従来の計画の3億7600万円から3億400万円(前年同期比24.4%減)、最終損益が4000万円の黒字から1300万円の赤字(前年同期は1億265万円の黒字)で着地したと発表。黒字予想から一転し赤字での着地となり、失望売りが膨らんだ。

 ゼンムテックは秘密分散技術による情報漏洩対策ソリューション「ZENMU Virtual Drive」(ZVD)を展開する。第2四半期(4~6月)に予定していたZVD案件について導入対象範囲の拡大などにより検討及び調整に時間がかかり下期にずれ込むこととなった。ZVD関連の新サービスの販売が予想を下回ったことも響いた。なお、通期の業績予想は十分な営業案件があるため変更しないという。

出所:MINKABU PRESS


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