米外為市場サマリー:持ち高調整のドル売り・円買いで一時146円10銭台に軟化


 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円51銭前後と前日と比べて10銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円47銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日の東京市場では日米関税交渉の合意を受けてドル円相場が147円21銭まで上伸する場面があったものの、海外市場では持ち高調整や利益確定のドル売り・円買いが優勢となった。また、石破茂首相が近く退陣を表明するとの一部報道を否定したことで、政治的な不確実性が重荷となった面もあった。一時146円11銭まで軟化したあとは下げ渋る動きとなったが、同日に発表された6月の米中古住宅販売件数が9カ月ぶりの低水準となったことが影響し戻りは限定的だった。一方、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が「米国と欧州連合(EU)が通商合意に近づきつつある」と報じたことを受け、期待感を背景にユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1771ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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