東京株式(前引け)=大幅続伸、上げ幅800円超で一時4万2000円台に乗せる


 24日前引けの日経平均株価は前営業日比812円18銭高の4万1983円50銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は11億614万株、売買代金概算は2兆8231億円。値上がり銘柄数は1395、対して値下がり銘柄数は193、変わらずは35銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日に引き続き大きく買い優勢の地合いとなった。前日に明らかとなった日米関税交渉の電撃的な合意を受けて同日の日本株が大きく買われた後、この流れが欧米株市場にも波及し、米国株市場ではNYダウが約半年ぶりに年初来高値を更新。日本に続いて他の国々においても米国との関税交渉が進展するとの期待が高まった。一部報道で米国と欧州連合(EU)の合意が近いと伝わったことも追い風となった。日経平均は800円を超える上昇で一時4万2000円台に乗せた。TOPIXは昨年7月につけた終値ベースの最高値(2929.17)を上回っている。値上がり銘柄数は全体の8割強に達した。

 個別ではトヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>、SUBARU<7270.T>といった自動車株が前日の大幅高に続いて堅調な動きに。三菱重工業<7011.T>が水準を切り上げ、ソフトバンクグループ<9984.T>、フジクラ<5803.T>、アドバンテスト<6857.T>も値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも高い。KOA<6999.T>がストップ高カイ気配。オービックビジネスコンサルタント<4733.T>は急伸した。半面、サンリオ<8136.T>、楽天グループ<4755.T>、三井E&S<7003.T>は小安く、メルカリ<4385.T>が軟調。日本航空電子工業<6807.T>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS


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