午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利低下し1.590%で推移


 25日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発した。総務省が発表した7月の東京都区部消費者物価指数(CPI)を受け、日銀の利上げ観測が幾分後退。債券の売り持ち高を解消する目的の買いが入った。

 この日は日経平均株価がマイナス圏で推移しており。株安も債券の買い戻しを促す要因となった。前日の米国市場では、週間の新規失業保険申請件数を受けて労働市場の底堅さが意識され、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待を和らげた。米長期金利は4.39%と小幅に上昇(債券価格は下落)した。

 7月の都区部のコアCPIは前年同月比2.9%上昇。伸び率は5月の3.1%から鈍化し、市場予想を下回った。財務省は25日、流動性供給入札(残存期間1年超5年以下)を通告している。

 先物9月限は前営業日比8銭高の137円59銭で午前を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い1.590%で推移している。


出所:MINKABU PRESS


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