外為サマリー:一時147円30銭台に上伸、ゴトー日に伴うドル需要を意識


 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円21銭前後と前日の午後5時時点に比べて80銭程度のドル高・円安となっている。

 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円01銭前後と前日に比べ50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米経済指標で労働市場の底堅さが示されたことなどを手掛かりに一時147円02銭をつけた。

 前日に米長期金利が小幅ながら上昇したことで、この日の東京市場は日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが先行。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業など実需筋のドル買い需要が意識されやすいこともあり、ドル円相場は午前9時50分ごろに147円33銭まで上伸する場面があった。なお、総務省が朝方発表した7月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.9%上昇したが、上げ幅は2カ月連続で縮小したことから日銀の追加利上げ思惑が高まる状況にはなっていない。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1755ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=173円03銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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