<動意株・25日>(前引け)=マネフォ、AKIBA、メディシノバ


 マネーフォワード<3994.T>=物色人気集中。同社は企業や個人事業主向けにクラウド型の会計ソフトなどバックオフィス向けクラウドサービスを展開する。24日取引終了後、米投資ファンドでアクティビストとして名を馳せるバリューアクト・キャピタル・マネジメントが同日付で提出した大量保有報告書によると、バリューアクトと共同保有者のマネフォ株式保有比率が5.62%と新たに5%を超過したことが判明した。保有目的は純投資及び重要提案行為を行うためとしており、同社株の将来的な株式価値向上に向けた思惑が投資資金の攻勢を誘っている。

 AKIBAホールディングス<6840.T>=異彩高。一時20%超の急騰で年初来高値を更新した。メモリー製品の販売を主力とし、米エヌビディア<NVDA>の製品取り扱いでも実績があり、人気素地を内包している。全体相場の上値が重いなかで低位材料株の物色人気が再燃しており、同社株もその流れに乗っている。今週23日に同社のグループ会社がローム<6963.T>とエッジコンピューティング向けAIソリューション分野での協業を目的にパートナー契約を締結(締結日は6月1日)したと発表、これを手掛かり材料に23日に株価を急動意させる場面があった。結局この日は長い上ヒゲをつける形で値を消したが、火種が残っており波状的な買い攻勢が観測される状況となっている。

 メディシノバ・インク<4875.T>=一時ストップ高。同社は米国時間24日、主力開発化合物である「MN-166(イブジラスト)」と「MN-001(タイペルカスト)」の臨床試験の進捗状況を公表。これを材料視した買いが入り株高に弾みをつけた。現在進行中のALS(筋萎縮性側索硬化症)を対象としたイブジラストの第2相・第3相臨床試験については患者登録が進行し、「登録の完了までに必要な患者割当数が残り一桁まで進捗した」という。また、2型糖尿病による高中性脂肪血症、脂肪性肝疾患を対象とするタイペルカストの第2相臨床試験も患者登録が進行し、残り2例の患者割り当てにより登録が完了する予定だとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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