午前:債券サマリー 先物は反発、前週末にかけて下落した反動で買い優勢


 28日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。日銀による早期の追加利上げ思惑を背景に、前週末にかけて下落した反動から買いが優勢だった。

 25日夕に一部で「日銀は30~31日に開く金融政策決定会合で、追加利上げを見送り、現行の政策金利(0.5%程度)を維持する公算が大きい」と報じられたことが買い戻しにつながった。朝方は米国と欧州連合(EU)が貿易交渉で合意に至ったことを受けて上値が重かったものの、日経平均株価が高寄り後に下げに転じたことが安全資産とされる債券の支援材料となり、債券先物は午前10時50分ごろに137円80銭まで上伸した。なお、日銀は「残存期間5年超10年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」「物価連動債」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物9月限の終値は、前週末比34銭高の137円77銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.030%低い1.570%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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