明日の為替相場見通し=ジリ高歩調続くか、米金利の動向を注視


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、ジリ高歩調の展開になると想定される。予想レンジは1ドル=147円80~148円80銭。

 米国とEU(欧州連合)が関税交渉で合意した。更に、3回目の米中貿易協議では、関税の適用期間が更に90日延長される見通しだと報じられている。トランプ関税を巡る不確実性後退を受けたリスク選好地合いを背景にドル買いの流れが継続すると期待される半面、週内には米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合が控えていることもあり、積極的に上値を追う姿勢は限られやすい。自民党の両院議員懇談会で石破茂首相が改めて続投する意向を表明したことを受けて、円が売られドル円は148円台に乗せたが、米国ではこの後、2年物と5年物の国債入札が予定されており、ひとまず米金利の動向をにらみながらの展開となる見通しだ。なお欧米市場では、主要な経済指標の発表は予定されていない。


出所:MINKABU PRESS


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