オルツがウリ気配スタート、売上高の過大計上受け東証が監理銘柄(審査中)銘柄に指定


 オルツ<260A.T>がウリ気配スタートとなっている。前週末25日の取引終了後、過去の決算において売上高が累計で約119億円過大に計上されていたと発表した。同社では、主力のAIを使った議事録作成サービスに関して、利用実態の伴わない取引を売り上げに計上した可能性があるとして第三者委員会を設置し調査を進めてきたが、25日に報告書を受領。直近の24年12月期では決算短信に計上された売上高60億5700万円のうち、過大に計上されていた影響額が49億8347万円に上るとしている。会社側では28日に詳細な報告書を開示するとしている。なお、これを受けて東京証券取引所は、上場廃止基準に抵触する恐れがあるとして、監理銘柄(審査中)銘柄に指定している。

出所:MINKABU PRESS


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