ヤクルトが後場急落、国内乳製品計画下回り26年3月期業績予想を一転減益予想へ下方修正


 ヤクルト本社<2267.T>が後場急落している。午後2時20分ごろ、26年3月期連結業績予想について、売上高を5060億円から4950億円(前期比0.9%減)へ、営業利益を585億円から535億円(同3.4%減)へ、純利益を490億円から455億円(同0.1%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。

 国内の飲料及び食品製造販売において、物価高による購買意欲低下の影響などから「ヤクルト1000シリーズ」をはじめとする乳製品の販売が従来予想を下回る見通しであることが要因。また、海外の飲料及び食品製造販売において、為替レートが想定よりも円高となっていることも響くという。

 なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1165億8600万円(前年同期比4.9%減)、営業利益109億600万円(同32.2%減)、純利益115億9700万円(同17.7%減)だった。

出所:MINKABU PRESS


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