SANEIが急反落、大阪・関西万博関連費用の計上などで4~6月の利益振るわず


 SANEI<6230.T>が急反落している。同社は28日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高が71億900万円(前年同期比4.8%増)、営業利益が2億4900万円(同39.3%減)となった。通期計画に対する営業利益の進捗率は11.3%に過ぎず、通期予想の売上高300億円(前期比5.4%増)、営業利益22億円(同16.8%増)は据え置いているものの失望売りがかさんだ。

 SANEIは給水栓金具を手掛けており、4~6月はホテル・飲食店などの非住宅分野における加飾水栓の需要増や高付加価値水栓シリーズの販売拡大などで増収となった。ただ、大阪・関西万博関連費用の計上や岐阜工場に関するプロモーション活動費といった一時費用が発生し、減益での着地になった。

出所:MINKABU PRESS


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