栗本鉄の上値指向鮮明、下水道老朽化を背景に関連有力株として注目続く


 栗本鐵工所<5602.T>が全般地合い悪に抗して続伸し、連日の年初来高値更新。一時160円高の7460円まで買われるなど上値指向を鮮明としている。鋳鉄管の商品シェアで国内屈指、とりわけ上下水道管向けダクタイル鉄管などで実績が高い。ナノテク関連技術にも早くから取り組むなど研究開発分野でも定評がある。下水道の老朽化が社会問題視されており、平均耐用年数が50年ほどといわれるなか、これを超過した下水道管は全体の約7%を占めるとされ、その対応が国策として喫緊の課題となっている。同社はその関連有力株として機関投資家とみられる資金の実需買いが継続的に流入しているもようだ。株価指標面でもPERやPBR、配当利回りなどに依然として割高感は感じられない。

出所:MINKABU PRESS


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