エムケー精工の26年3月期は一転最終増益の見通し、コメ関連商品の堅調推移を見込む


 エムケー精工<5906.T>は29日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高をこれまでの275億円から278億円(前期比1.7%減)へ、営業利益を12億円から17億円(同14.7%減)へ、最終利益を7億円から13億5000万円(同1.2%増)へ上方修正したと発表した。最終利益は減益予想から一転、増益を計画する。第1四半期(4~6月)の収益が当初予想を上回ったうえ、低温貯蔵庫と保冷米びつなどのコメ関商品について、第2四半期(7~9月)も堅調に推移すると見込む。年間配当予想は10円から12円(同2円増配)に引き上げた。

 同時に発表した4~6月期の連結決算は売上高が前年同期比12.9%減の61億3400万円、営業利益が同51.1%減の3億5700万円、最終利益が同53.9%減の2億3700万円だった。主力のモビリティ&サービス事業は、政府助成事業における補助金決定の遅延からサービスステーション向けの門型洗車機やオイル機器のローリーで苦戦した。加えて、工事用保安機器も一部顧客による投資抑制の影響を受け、前年同期を大きく下回った。

出所:MINKABU PRESS


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