米外為市場サマリー:米関税政策を巡る不透明感後退で一時148円50銭台に上伸


 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円53銭前後と前週末と比べて85銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円15銭前後と同1円20銭程度のユーロ安・円高だった。

 米国と欧州連合(EU)が27日に貿易交渉で合意し、トランプ米政権による関税政策を巡る不透明感が後退したとの見方からリスク選好的なドル買いが優勢した。米連邦準備理事会(FRB)が29~30日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、持ち高調整や利益確定のドル売りで伸び悩む場面もみられたが、米長期金利の上昇がドルを支えるかたちで堅調に推移。日本の政局不安から円が売られやすい面もあり、ドル円相場は一時148円58銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1589ドル前後と前週末に比べて0.0150ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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