日車両が6連騰で1年ぶりの高値、輸送用機器堅調で通期予想の上方修正


 日本車輌製造<7102.T>は急伸で6連騰し、24年7月以来、約1年ぶりの高値になった。同社は28日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高をこれまでの930億円から960億円(前期比0.4%減)へ、営業利益を56億円から66億円(同4.8%減)へ、最終利益を59億円から66億円(同2.9%増)へと上方修正しており、これを手掛かりにした買いが集まった。

 業績修正は建設機械事業や輸送用機器・鉄構事業が想定よりも堅調に推移しているほか、製品構成の変化などにより全体の利益率が向上することを踏まえ実施した。

 なお、あわせて発表した第1四半期(4~6月)は売上高が232億2700万円(前年同期比8.5%増)、営業利益が15億7100万円(同5.7倍)、最終利益が13億2400万円(同2.5倍)だった。JR向け車両の売り上げが伸長したことに加え、道路橋の売り上げが増加したことなどが牽引した。

出所:MINKABU PRESS


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