ステラファ急反発、「液体のり」の成分を利用した悪性胸膜中皮腫治療技術を開発


 ステラファーマ<4888.T>が急反発している。午前9時ごろ、難治性の悪性腫瘍を治療することを目的としたBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の実現に向けて、東京大学及び京都大学とともに、液体のりの成分として使用されるポリビニルアルコールを用いた製剤を開発したと発表しており、好材料視されている。

  マウス実験で悪性胸膜中皮腫を模倣した胸部悪性腫瘍に対して、高い抗腫瘍効果をもたらし、生存率を大幅に向上したという。今回の研究成果により、難治性の胸部悪性腫瘍を効果的に治療することができるようになると期待されている。

出所:MINKABU PRESS


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