JR東海は新高値、万博開催を踏まえた施策奏功し4~6月期好決算


 JR東海<9022.T>は年初来高値を更新した。29日取引終了後に4~6月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比9.9%増の4782億8300万円、純利益は同21.2%増の1452億1100万円だった。東海道新幹線、在来線ともに利用が好調だった。大阪・関西万博の開催を踏まえて需要に合わせた弾力的な列車設定を行ったほか、関西方面の旅行商品を拡充するなど各種施策を展開したことが奏功した。通期で増収減益を見込んでいるだけに、今回の決算がポジティブサプライズとなる形で買いを呼び込んでいる。

出所:MINKABU PRESS


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