29日の米株式市場の概況、NYダウ204ドル安 持ち高調整の売り優勢


 29日の米株式市場では、NYダウが前日比204.57ドル安の4万4632.99ドルと続落した。決算を発表したユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が急落し、NYダウを押し下げた。持ち高調整目的の売りも膨らみ、取引終盤に軟化した。米国と中国が閣僚級貿易協議で、関税の停止措置延長で一致したものの、事前報道もあり相場の反応は限られた。

 ユナイテッドヘルスのほか、ボーイング<BA>が下値を探り、メルク<MRK>が軟調推移。UPS<UPS>やユニオン・パシフィック<UNP>、ワールプール<WHR>が売られ、イーライ・リリー<LLY>とノーフォーク・サザン<NSC>、ニューコア<NUE>が軟調だった。半面、コカ・コーラ<KO>やトラベラーズ<TRV>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は80.30ポイント安の2万1098.29と5日ぶりに反落した。メタ・プラットフォームズ<META>やアップル<AAPL>が安く、エヌビディア<NVDA>が冴えない展開。パロ・アルト・ネットワークス<PANW>が株価水準を切り下げ、ベリサイン<VRSN>とペイパル・ホールディングス<PYPL>が大幅安となった。一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やアルファベット<GOOGL>が堅調。ソーファイ・テクノロジーズ<SOFI>とサイバーアーク・ソフトウェア<CYBR>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS


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