シマノが急落、中国市場の在庫調整長期化響き25年12月期業績予想を下方修正


 シマノ<7309.T>が急落し年初来安値を更新している。29日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、売上高を4700億円から4600億円(前期比2.0%増)へ、営業利益を700億円から460億円(同29.3%減)へ、純利益を638億円から305億円(同60.0%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 中国市場の在庫調整が長期化し生産調整をしていることに加えて、諸経費の上昇による利益率の低下が見込まれることが要因としている。また、ドル安の進行に伴うアジア通貨高の影響で為替評価損などの営業外費用が増加することも響く。

 なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高2374億900万円(前年同期比9.5%増)、営業利益281億2300万円(同9.2%減)、純利益39億6100万円(同90.9%減)だった。自転車、釣り具への関心は続いているものの、各種経費が増加していることに加えて、為替評価損の計上などが利益を圧迫した。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。