INPEXやENEOSが続伸、WTI価格は69ドル台に上昇◇


 INPEX<1605.T>やENEOSホールディングス<5020.T>が続伸。29日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が前日比2.50ドル高の1バレル=69.21ドルと上昇。米中の閣僚級会議で一時停止中の関税措置について、トランプ米大統領による承認を前提に90日間延長する方針が確認されたことで、世界経済の減速懸念が後退したことが好感された。また、同大統領はウクライナとの停戦交渉でロシアが8月8日までに合意しなければ追加制裁を科す方針で、ロシアから石油やガスなどを購入した国に100%の関税をかけることを表明している。米国が追加制裁に踏み切った場合、ロシア原油の供給に影響が出ることが予想されることも原油価格の上昇要因となっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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