ユナイテド海が後場強含む、ドライバルク市況回復で今期業績予想を引き上げ


 NSユナイテッド海運<9110.T>が後場に強含み、年初来高値を更新した。同社は31日午後2時30分、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の連結業績予想を増額修正した。今期の売上高予想は従来の見通しから60億円増額して2070億円(前期比16.3%減)、最終利益予想は24億円増額して164億円(同11.9%減)に見直した。業績予想の引き上げを手掛かりとした買いが入ったようだ。円安効果などにより4~6月期の業績が想定を上回ったほか、足もとでドライバルク市況が回復基調となり、今後も底堅く推移すると予想。業績の改善を見込む。4~6月期の売上高は前年同期比12.0%減の548億3300万円、最終利益は同4.5%増の59億5400万円だった。なお、同社は中間配当予想をこれまでの見通しから15円増額して105円としたうえで、未定としていた期末配当予想は105円とした。年間配当は210円(前期比30円減配)となる。

出所:MINKABU PRESS


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