アイピーエスはカイ気配で一気に水準切り上げる、国際海底ケーブルの共同建設に参画し大口受注も獲得


 アイ・ピー・エス<4390.T>は物色人気が集中しカイ気配スタート。2200円台で収れんする5日・25日移動平均線を足場に急速に上放れる動き。1月29日つけた年初来高値2652円の更新を一気に視界に入れる展開も想定される。同社はフィリピンで国際データ通信回線や企業向けネット接続サービスなどを主力展開しているが、30日取引終了後、日本、フィリピン、シンガポールを結ぶ新たな国際海底ケーブルのコンソーシアム形式による共同建設に参画することを発表した。また同日、同海底ケーブルに関する大口受注を獲得したことも開示、一部使用権を25年間の長期貸借契約で提供する(提供金額は日本円で約65億円)。これらを材料視する買いがなだれ込む格好となった。

出所:MINKABU PRESS


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