持田製薬が後場上げ幅を拡大、新薬伸長が牽引し第1四半期は2ケタ営業増益で着地


 持田製薬<4534.T>が後場上げ幅を拡大している。午後2時ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高266億3100万円(前年同期比4.8%増)、営業利益25億7200万円(同17.5%増)、純利益18億9400万円(同21.8%増)と2ケタ増益となったことが好感されている。

 主力の医薬品関連事業は、薬価改定や昨年10月に導入された長期収載品(先発医薬品)の選定療養の影響を受けたものの、潰瘍性大腸炎治療剤「リアルダ」、慢性便秘症治療剤「グーフィス」「モビコール」、肺動脈性肺高血圧症・間質性肺疾患に伴う肺高血圧症治療剤「トレプロスト」、痛風・高尿酸血症治療剤「ユリス」、及び潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤「オンボー」などの新薬が牽引役となり伸長。同事業の売上高増加に伴う売上総利益の増加が利益を押し上げた。

 なお、26年3月期通期業績予想は、売上高1105億円(前期比5.1%増)、営業利益70億円(同13.9%減)、純利益54億円(同5.0%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。