コンヴァノがS高カイ気配、26年3月期業績予想の上方修正とLG化学との業務提携を好感


 コンヴァノ<6574.T>がストップ高の1344円でカイ気配となっている。7月31日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を70億円から71億6000万円(前期比2.2倍)へ、営業利益を10億円から15億2000万円(同11.3倍)へ、純利益を6億5400万円から9億9400万円(同12.7倍)へ上方修正したことが好感されている。事業ポートフォリオの質的転換が進展し、高付加価値・高マージン事業の比重が想定以上に高まったことが要因としており、コンサルティング事業における高単価契約の獲得進捗や、独占輸入代理権を取得済みの高単価医療用ヒアルロン酸製剤、脂肪溶解注射製剤の取扱数の急増などが寄与する。

 同時に子会社シンクスヘルスケアが、韓国の大手総合化学メーカーであるLG化学(ソウル市)と、医療用ヒアルロン酸製剤などに関するPMDA(医薬品医療機器総合機構)承認取得に向けた業務提携契約を締結すると発表した。医療用ヒアルロン酸製剤の日本におけるPMDAでの製造販売承認取得に向け、LG化学から包括的かつ専門的な支援を受ける体制を確立することで、承認取得プロセスの加速と承認後の迅速な上市を目指す。

 更に、子会社Convano consultingが新たにAIデータセンター事業を開始すると発表。AI特化型データセンターの運営と、他社が新設するAIデータセンターに対する運営コンサルティングという2本柱のビジネスモデルを構築する。

出所:MINKABU PRESS


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