ABホテルが大幅3日続伸、第1四半期売上高・利益が過去最高を更新


 ABホテル<6565.T>が大幅高で3日続伸している。7月31日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)単独決算が、売上高29億5200万円(前年同期比17.0%増)、営業利益11億7200万円(同30.3%増)、純利益7億2700万円(同29.5%増)と大幅増益となったことが好感されている。

 稼働率の適正化を図ったことで、前々期までに開業した既存34店舗の平均宿泊稼働率は84.2%と前年同期比3.3ポイント減となった。一方、主要顧客であるビジネス利用客が堅調に推移したほか、インバウンド需要や特に関西圏での宿泊需要が増加し、1室あたりの宿泊単価は上昇。また、一部店舗において実施していた自社清掃店舗を拡大してコストの削減を図ったことも寄与し、売上高・各利益は第1四半期として過去最高を更新した。

 なお、26年3月期通期業績予想は、売上高114億円(前期比6.8%増)、営業利益41億1000万円(同3.7%増)、純利益24億6000万円(同3.2%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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