イーガーディが大幅反落、投資拡大で収益性悪化し4~6月期営業利益は32%減


 イー・ガーディアン<6050.T>が大幅反落している。前週末1日の取引終了後に発表した第3四半期累計(24年10月~25年6月)連結決算が、売上高86億900万円(前年同期比1.5%増)、営業利益12億600万円(同6.1%減)、純利益7億8100万円(同2.5%減)と営業減益となり、4~6月期でも営業利益が同31.8%減と落ち込んだことが嫌気されている。

 EC・フリマサイト向けのカスタマーサポートやフィンテック関連の本人確認業務が拡大。また、サイバーセキュリティー事業でクラウド型WAFやコンサルティングサービスが伸長し売上高は増収となったが、採用力向上を目的とした熊本センターの移転や大口案件拡大に向けた人員の先行採用、セキュリティーエンジニアの採用拡大などの投資などで収益性が悪化した。

 なお、25年9月期通期業績予想は、売上高123億6500万円(前期比8.5%増)、営業利益18億1900万円(同6.7%増)、純利益12億2000万円(同15.4%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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