阪神燃が急反落、第1四半期営業利益は51%の大幅減益


 阪神内燃機工業<6018.T>が急反落している。4日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)単独決算で、営業利益が1億400万円(前年同期比50.7%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。

 近海船向け2サイクルエンジンの出荷が増加し、主機関の売上高が24億2800万円(同92.6%増)と大幅に伸長したことが牽引役となり、売上高は37億9200万円(同39.6%増)となった。ただ、主機関の輸出案件の販売台数が急増する一方で、海外での出張据え付け作業が集中したことや、原価率の高い購入機器の部品販売が集中したことが響き、営業減益を余儀なくされた。

 なお、26年3月期通期業績予想は、売上高139億円(前期比4.2%増)、営業利益7億円(同14.4%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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