大盛工業が一時10%超の大幅高で破竹の10連騰、下水道関連のテーマ買いで需給相場様相に


 大盛工業<1844.T>の上値追い鮮烈。一時10%を超える大幅高で破竹の10連騰を記録、632円まで上値を伸ばした。時価は2013年9月以来約12年ぶりの高値圏に浮上している。下水道工事などを主力とする建設会社で東京都を地盤としている。業績は増収増益路線をまい進しており、25年7月期は7%増収、22%営業増益を見込む。好業績評価の動きが継続しているほか、テーマ買いの動きにも乗っている。予防保全の動きを含め老朽化した下水道のインフラ再構築の動きが国策として進められるなか、同社の活躍余地が高まるとの見方が物色人気の底流にある。特に7月下旬を境に需給相場が加速し、空売り筋の踏み上げを誘発し急勾配の上昇波動を形成している。

出所:MINKABU PRESS


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