三井不が大幅高で6日続伸、4~6月期最終利益9割増で通期計画に対し進捗率48%


 三井不動産<8801.T>は大幅高で6日続伸している。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比27.3%増の8023億1600万円、最終利益は同91.1%増の1242億3200万円だった。売上高及び各利益は4~6月期として過去最高を達成したほか、最終利益の通期計画に対する進捗率は約48%に上り、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。

 4~6月期は賃貸及び分譲、マネジメント、施設営業の主要4セグメントのいずれも過去最高の事業利益を更新した。なかでも分譲セグメントは増益幅が大きかった。同セグメントのうち、新築マンションの分譲は今期の計上予定戸数2800戸に対し、93.3%の契約進捗率を達成。投資家向けの分譲なども4~6月期に引き渡し済みの物件を含め、通期計画に対し約8割の物件が契約済みになった。

出所:MINKABU PRESS


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