アドウェイズ急落、国内エージェンシー事業悪化で上期業績は営業赤字に転落


 アドウェイズ<2489.T>が後場急落している。午後2時30分ごろに発表した6月中間期連結決算が、売上高59億600万円(前年同期比7.6%減)、営業損益2300万円の赤字(前年同期5300万円の黒字)、最終損益7600万円の赤字(同1億7800万円の黒字)となり、赤字転落を嫌気した売りが出ている。

 アドプラットフォーム事業で全自動マーケティングプラットフォーム「UNICORN」でのブランド広告の需要が増加。また、アフィリエイト広告サービス「JANet」におけるクレジットカードなどの金融関連企業からの広告需要も増加したが、国内エージェンシー事業で大手クライアント3社の広告に対する方針変更の影響から広告需要が減少し、赤字転落を余儀なくされた。

 なお、25年12月期通期業績予想は、第3四半期以降に売上高が増加する計画であることから、売上高117億円(前期比7.8%減)、営業利益2000万円(同88.0%減)、最終利益2000万円(前期4億7300万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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