AZ丸和HDが続急伸、3PL好調で価格改定寄与し4~6月期最終利益64%増


 AZ-COM丸和ホールディングス<9090.T>が続急伸した。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表。売上高は前年同期比11.2%増の552億4600万円、最終利益は同63.8%増の20億300万円となった。大幅増益となったことを好感した買いを集めている。

 顧客企業に物流システムの構築などを提案し物流業務を代行する3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)事業では、EC常温、低温食品、医薬・医療の各ドメインで売り上げが伸びた。同事業では前期に開設した大手ネット通販会社向けの大型物流センターやスーパーマーケット向け物流センターの稼働による効果が出たほか、ドラッグストアの業容拡大に対応する新たな物流センターの全面稼働などがあり業績に貢献した。物流センターの拠点数や稼働車両台数の増加に加え、料金改定や生産性向上などの取り組みによる改善効果も奏功し利益を押し上げた。

出所:MINKABU PRESS


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