三井E&Sが急騰、船舶向けの豊富な手持ち工事進捗し4~6月期営業利益2.1倍


 三井E&S<7003.T>が急騰。2008年以来の高値圏に浮上した。6日午後2時30分、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比15.8%増の811億5100万円、営業利益は同2.1倍の88億9600万円となった。前期に関係会社株式売却益があった関係で最終利益は減少したものの、収益性は向上し受注高も伸ばしており、投資資金の流入を誘発した。舶用推進システムと物流システムの両部門で豊富な手持ち工事が着実に進捗した。舶用推進システム部門では二元燃料エンジンの割合が増加し、物流システム部門では採算性の良好な案件が4~6月期に集中し、利益を押し上げた。受注高は前年同期比3.4%増の887億9800万円となった。

出所:MINKABU PRESS


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