<注目銘柄>=明和産、利益率の高い商材の売上好調


 明和産業<8103.T>は化学品や樹脂、部品など競争力の高い多くの商材を扱う商社。足もとでは利益率の高い商材の売り上げが好調に推移している。

 7月31日に発表した26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、営業利益が前年同期比84.7%増の14億4100万円で着地。セグメント別では、第1事業(資源・環境ビジネス、難燃剤、機能建材)が堅調だった。通期の営業利益予想は従来通り32億円(前期比10.3%減)で据え置いており、第1四半期時点での進捗率は45%に達している。

 株価は7月31日に年初来高値766円をつけたあとは上げ一服となっているが、25日移動平均線や75日移動平均線は上昇基調。PERやPBRには割安感があり、改めて上値を試す展開が期待できそうだ。(参)

出所:MINKABU PRESS


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