米外為市場サマリー:米利下げ観測根強く一時146円90銭台に軟化


 6日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円37銭前後と前日と比べて25銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円82銭前後と同95銭程度のユーロ高・円安だった。

 1日発表の米7月雇用統計をきっかけに進んだ米長期金利の低下に一服感が出るなか、ドル円相場は日本時間夕方に一時147円89銭まで上伸したものの、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が根強いことから海外市場ではドル売りが優勢だった。米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が米CNBCのインタビューで、関税措置で米国のインフレ率が押し上げられ続けるかは分からないとしながらも「経済は減速しており、近い将来に政策調整を開始することが適切になる可能性がある」と述べたことなどが影響し、146円98銭まで軟化する場面があった。一方、米景気減速懸念や米利下げ観測からユーロ買い・ドル売りが入りやすく、つれて対円でもユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1660ドル前後と前日に比べて0.0085ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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