青山財産は大幅高で9日続伸、財産コンサル事業が牽引し6月中間期の営業益21%増◇


 青山財産ネットワークス<8929.T>は大幅高で9日続伸しており、2000円大台に乗せた。同社は7日の取引終了後、25年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.5%増の221億5500万円、営業利益が同20.9%増の21億400万円となり、買い人気につながっている。

 個人資産家の財産承継や企業オーナーの事業承継のコンサルティングを行う財産コンサルティングは大幅な増収となり、業績を押し上げた。特に財産承継は成約の件数と単価がともに増え、前年同期比6割弱増と大きく伸長。資産運用ニーズに応えるため不動産を仕入れ、商品を開発、販売する不動産取引は減収になったものの、うち小口化商品を取り扱うADVANTAGE CLUBは増収となった。

 そのほか、青山財産はきょう、8月29日から始まる2025年度の「JPX日経中小型株指数」の構成銘柄に選ばれたと発表。同指数は日本経済新聞社及び日本取引所グループ<8697.T>の子会社JPX総研が中小型株から「投資者にとって投資魅力の高い会社」を構成銘柄とするとのコンセプトを適用し、算出している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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