外為サマリー:147円10銭台に上伸、株高を追い風にドル買い・円売り優勢


 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円14銭前後と前日の午後5時時点に比べ35銭程度のドル高・円安となっている。

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円14銭前後と前日に比べ20銭強のドル安・円高で取引を終えた。トランプ米大統領が8日付で辞任するクグラー米連邦準備理事会(FRB)理事の後任として、米大統領経済諮問委員会(CEA)のスティーブン・ミラン委員長をあてる人事を発表すると、ミラン氏はトランプ氏の意向を受けて利下げを積極的に支持する可能性が高いとの見方が広がり、146円95銭まで軟化する場面があった。

 この流れを引き継いだ東京市場はドル売り・円買いが先行し、朝方に一時146円72銭まで下押した。ただ、続伸して始まった日経平均株価が上げ幅を広げるにつれ、リスク選好的なドル買い・円売りが流入。きょう開かれる自民党の両院議員総会を前に、石破茂首相の退陣を想定した財政拡張への警戒感から円が売られやすいこともあり、ドル円相場は午前9時10分すぎに147円10銭台に上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1673ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=171円77銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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