月島HDが上場来高値、信託受益権の譲渡で26年3月期最終利益を上方修正◇


 月島ホールディングス<6332.T>は後場急騰し、上場来高値を更新した。同社はきょう午後2時30分、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表とあわせて、通期業績予想の修正を発表した。最終利益をこれまでの75億円から150億円(前期比2.2倍)に引き上げており、好感した買いを集めている。

 月島HDは9月1日、固定資産の土地・建物を信託財産とする信託受益権を三井不動産<8801.T>に譲渡する。第2四半期に譲渡益の約120億円を特別利益として計上する見込み。譲渡は総資産回転率の向上のための施策の一環として実施する。4~6月期は売上高が248億1500万円(前年同期比3.0%増)、営業損益が1億6700万円の黒字(前年同期は2億6700万円の赤字)だった。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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