大成建が初の1万円乗せ、東洋建へのTOBや4~6月期業績好調を評価◇


 大成建設<1801.T>が3日ぶりに反発。株価は一時1万65円まで上昇し、初の1万円乗せを達成した。前週末8日の取引終了後、東洋建設<1890.T>に対して完全子会社化を目的とするTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。海洋土木大手の同社をグループ傘下とすることによる業容拡大が期待されている。また、前週末8日に発表した第1四半期(4~6月)決算は、連結純利益が前年同期比26.3%増の295億100万円と同期として過去最高だった。土木・建築事業などが堅調だった。26年3月期予想の同利益(800億円)に対する進捗率は約37%となっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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