ネクソンが急反発し年初来高値、6月中間期最終減益も「アラド戦記」再活性化を評価


 ネクソン<3659.T>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は13日の取引終了後、25年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比0.8%増の2327億8400万円、最終利益は同43.2%減の430億3000万円となった。前期に中国で配信をし爆発的な人気となった「アラド戦記モバイル」の反動が出た半面、パソコン版「アラド戦記」や「メイプルストーリー」が再活性化したという。更に、韓国においてはパソコン版アラド戦記が大きく伸長しており、想定以上に底堅い決算と受け止められたようだ。取得総数1100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.4%)、取得総額250億円を上限とする自社株買いの公表も相まって、投資資金の流入につながった。同社は25年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結業績予想も開示。売上高は3493億5100万~3598億9800万円(前年同期比1.8~4.7%減)、最終利益は694億2900万~758億1400万円(同26.3~32.5%減)を計画する。

出所:MINKABU PRESS


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