外為サマリー:一時146円30銭台に下落、ベッセント発言を意識しドル軟調展開に


 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=146円46銭前後と前日午後5時時点に比べ1円00銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=171円38銭前後と同1円30銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では147円10銭前後で推移していたが、午前10時50分過ぎには146円30銭台に下落した。その後、正午にかけ146円70銭台までいったん値を戻したが、午後には再びドル売り・円買いが強まり値を下げた。ベッセント米財務長官の発言を材料視する売買が続いた。同氏は13日、米国の政策金利は今よりも1.5~1.75%低くていいと発言し、9月の0.5%利下げを皮切りにした利下げを行うことを主張した。また、日本に関してはインフレ抑制に取り組む必要があるとして、利上げが後手に回っていると指摘した。この発言を受け、市場では日米金利差縮小が意識されドル安・円高が進行した。日経平均株価が下落したことも「低リスク通貨」とされる円の買い要因に働いた。市場では今晩発表される米7月卸売物価指数(PPI)も注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1701ドル前後と同0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS


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