Zenkenが後場カイ気配スタート、26年6月期は営業利益29%増で配当倍額へ


 Zenken<7371.T>が後場カイ気配スタートとなっている。午前11時30分ごろに発表した26年6月期連結業績予想で、売上高58億円(前期比4.8%増)、営業利益5億円(同29.4%増)、純利益3億5000万円(同2.3%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比13円増の26円としたことが好感されている。

 成長事業として位置づけている海外人材セグメントで、地方自治体や業界団体との連携により受け入れ先の開拓が進んでおり、IT人材や介護人材を中心に成長が加速する見通し。なお、25年6月期決算は、売上高55億3600万円(前の期比1.6%減)、営業利益3億8600万円(同10.5%増)、純利益3億4200万円(同40.5%増)だった。

 同時に、30年6月期を最終年度とする中期経営計画を発表。最終年度に売上高130億円、営業利益30億円を目指すとしたことも好感されている。エンジニアリング、介護/宿泊などの領域を最重要ターゲットに定め、海外人材セグメントの成長スピードを加速させる。また、株主還元の強化、M&A戦略の推進、資本効率の向上などにも注力することで、時価総額250億円の達成と、東証プライム市場への上場を視野に入れた企業体質の進化を目指すとしている。

出所:MINKABU PRESS


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