「外食」が22位にランクイン、6月度の全店売上高は43カ月連続前年上回る<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「外食」が22位にランクインした。

 日本フードサービス協会(東京都港区)が7月25日に発表した6月度の外食売上高では、会員社を対象とした6月度の全店ベースの売上高が前年同月比6.0%増と堅調を維持し、43カ月連続で前年実績を上回った。同協会によると、下旬を中心に6月としては「記録的な高温」となったことから、冷たい麺類メニューやビール類、飲料などが好評だったほか、物価高などからの節約志向の強まりを背景にFF(ファーストフード業態)など低価格業態や各社のお得なキャンペーンが好調だったという。

 ただ、暑すぎる天候は一部で客足にマイナスになったとしており、客数の伸びは同1.9%増と鈍化したという。土曜日が少ない曜日まわりなどが影響した面はあるものの、業態によっては客数が前年を下回ったとあることから、コロナ禍あとに続いてきた回復傾向にも一服感が出ている様子がうかがえる。また、依然として原材料費やエネルギー価格の高騰が続いていることも経営の圧迫要因となり、経営環境の厳しさも増している。相対的に体力のある上場外食企業は業界内で存在感を更に増すことになりそうだ。

 この日の関連銘柄の動きでは、フジオフードグループ本社<2752.T>、力の源ホールディングス<3561.T>がしっかりで、ゼンショーホールディングス<7550.T>も高い。ラーメン事業などを展開するINGS<245A.T>、回転ずしのGenki Global Dining<9828.T>、外食向けにカット野菜を提供するデリカフーズホールディングス<3392.T>も堅調な動きとなっている。

出所:MINKABU PRESS


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