米外為市場サマリー:米利下げ観測根強く一時146円70銭台に軟化


 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円19銭前後と前日と比べて60銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円18銭前後と同7銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日に日本の内閣府が発表した4~6月期の国内総生産(GDP)速報値が前期比年率1.0%増と5四半期連続のプラスとなったことで、日銀の利上げ再開を意識した円買い・ドル売りが先行した。同日発表の7月の米小売売上高は前月比0.5%と2カ月連続で増加し、8月のニューヨーク連銀製造業景況指数は9カ月ぶりの高水準となったが相場の反応は限定的。米連邦準備理事会(FRB)が次回9月会合で利下げに踏み切るとの観測が根強く、ドル円相場は一時146円74銭まで軟化した。その後は下げ渋る動きとなったものの、ミシガン大学発表の8月の消費者態度指数・速報値が3カ月ぶりの低水準となったことなどが重荷となり戻りは限られた。一方、米利下げ観測を背景にユーロ買い・ドル売りが優勢で、ユーロは対円でも堅調だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1703ドル前後と前日に比べて0.0055ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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