東北銀がカイ気配で水準切り上げる、SBIとの資本業務提携報道が株価刺激◇


 東北銀行<8349.T>が大口の買い注文に寄り付き値が付かず、カイ気配スタートで一気に株価水準を切り上げている。19日に日本経済新聞電子版がSBIホールディングス<8473.T>との資本業務提携に関して報じた。SBIは東北銀の株式を約3%取得する方針で、SBIによる地銀への出資は約3年ぶりとなる。今回の東北銀への出資が実現すれば、SBIの資本提携先は福島銀行<8562.T>などをはじめ10行に広がり、地銀全体の約1割を占めることになる。業界再編の動きも背景に、これが地銀セクター全般の株価刺激材料となる可能性もある。なお、東北銀は「従前よりSBIとの資本業務提携を含めた経営戦略について検討を行っているが、現時点で決定している具体的な事実はない」とコメントしている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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