「ペロブスカイト太陽電池」が15位にランク、国や地方自治体が政策推進<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ペロブスカイト太陽電池」が15位となっている。

 東京都は2035年までに都内の太陽光発電設備を350万キロワット設置するという目標を掲げている。これに関連して都はペロブスカイト太陽電池の普及拡大を図るために親しみやすい名前を決める「次世代型太陽電池ネーミング総選挙」を実施。最多得票となった「Airソーラー」を愛称とすると8日に発表した。

 ペロブスカイト太陽電池は軽量・柔軟という特徴があるため、低耐荷重の屋根や壁面といった従来は設置が困難だった場所に導入できる。東京都をはじめとした自治体や国の政策推進を背景に今後の需要拡大が見込まれるなか、住友重機械工業<6302.T>は18日、ペロブスカイト太陽電池に必要な電子輸送層を、安価な材料を用いて環境負荷の少ないプロセスで形成する新規技術を開発したと発表。三菱HCキャピタル<8593.T>や北海道電力<9509.T>などは今月から約マイナス25度の低温環境下における共同実証実験を開始。積雪寒冷地にも適した施工・管理方法を開発し、社会実装の牽引役を目指すという。成長分野で事業を拡大しようとする企業が相次いでいる。

 20日の東京株式市場において主要な関連銘柄の動きをみると、ペロブスカイト太陽電池の量産化に動いている積水化学工業<4204.T>は日経平均株価が一時700円を超す下げとなるなかでも頑強な動きをみせ、上場来高値を更新した。半面、主原料であるヨウ素を生産する伊勢化学工業<4107.T>やK&Oエナジーグループ<1663.T>はともに直近で高値を形成していたが、この日は利益確定売りに押されて軟調に推移している。

出所:MINKABU PRESS


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