レオクランがカイ気配スタート、ファスキアホールディングスの子会社化を好感


 レオクラン<7681.T>がカイ気配スタート。同社は19日の取引終了後、医療機器の販売などを手掛ける企業を傘下に持つファスキアホールディングス(名古屋市名東区)の株式を取得し、子会社化すると発表した。将来的な収益貢献を期待した買いが集まったようだ。

 ファスキアホールディングス傘下のフォームでは血管疾患に対するカテーテル治療用機器やペースメーカーなど不整脈に関わる診断・治療機器、手術に関する製品を取り扱う。またグループのシンコムでは補聴器の販売を、中京三洋では病院・介護施設向けのレンタル事業などを展開する。レオクランは企業規模の拡大と事業ポートフォリオの強化につなげる。

 ファスキアグループの25年8月期の売上高は222億2700万円、営業利益は7億1900万円の見通し。レオクランは総議決権の67.7%以上を取得する予定で、100%の取得に向け既存株主と交渉を進める。取得価額はアドバイザリー費用を含めて49億2000万~71億4800万円を見込む。26年9月期第1四半期より連結子会社とする予定という。

出所:MINKABU PRESS


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